画集「傘の素（もと）」原画展 コシラエル ひがしちか
2010年に主宰のひがしちかが日傘作家としてスタートし、
2022年8月に幕を閉じた唯一無二の傘屋「Coci la elle（コシラエル）」。
一点ものの日傘からはじまり、次第に量産できる雨傘や兼用傘のために絵を描くようになり、
12年の間で傘はもちろん、本の挿画、ポスター、パッケージ、生地、小物など、気づくと200点以上になりました。
それらの絵から130 点ほどを選別し、描く楽しさを惜しみなく閉じ込めた画集『傘の素（もと）』の発売を記念し、
原画展を開催いたします。
私にとってこの原画たちは日々の集積であり、想いを封じ込めた傘の素（もと）であり、
その瞬間の出来事、そして私の芯です。
ーーひがしちか
smokebooks みのり台店 清澄白河店にて
2023年1月13日（金）～1月29日（日）
書籍情報
タイトル：ひがしちか／Coci la elle 傘の素（もと）
デザイン：宮村ヤスヲ
印刷設計：杉村勉（グリンピース）
定価：本体 8800 円（税別）
判型：A4判／176ページ／ソフトカバー（特大カバー）／
特製ハンカチ＆栞付き 初版500部シリアルナンバー入り
＊ハンカチは2種類のうち1種類。
原画集 傘の素 （もと）ひがしちか／Coci la elle 特製ハンカチgrace付
ひがしちか｜ Chika Higashi
作家。1981年長崎県生まれ。
2010年独学で傘を作り出し、日傘に直接絵を描き一点物の日傘屋としてCoci la elle（コシラエル）を立ち上げる。
2022 年夏にコシラエルを閉業。
独特の色彩と、コラージュなどの手法で作品を生み出し、本の装画、パッケージやテキスタイル図案、イラスト、ロゴなど、垣根なく、幅広く発表する。
3児の母。標高1180メートルの八ヶ岳の山麓に住まいとアトリエがある。
画集「傘の素（もと）」原画展 トークイベント
画集刊行に携わった方3人による トークイベントを開催いたします。
登壇
ひがしちか（著者）X 宮村ヤスヲ（デザイナー）X 中村水絵（編集）
絵について、生活と絵の変遷、画集についての 座談会とひがしちかによるサイン会です。
期間中 smokebooksにて ひがしちかによる書籍、傘を販売しています。
（過去にご購入の作品や、書籍へのサインも承ります。）
1/22（日）14:00〜15:00 受付13:45～
要予約・参加費1000円（atelier 106による 温かいお茶付）
定員 35名
場所 稔台 atelier 106（smokebooksと同じマンション敷地内のスペースです。）
住所：千葉県松戸市稔台1-21-1 あかぎハイツ106
＜お支払いについて＞
●当日 店舗でお支払いください。
＜注意事項＞
●キャンセルの場合には 前日までにご連絡ください。
（キャンセル待ちの方にご連絡します。）
●イベント時の駐車場はございませんので
近隣のパーキングをご利用ください。
●住宅街となりますので ご配慮をお願いいたします。
関連書籍
ひがしちか、という人を知った時、この人は相当きらきら輝いているまぶしい人だと思っていました。自身の絵を日傘へと落とし込んだ「コシラエル」という特別なブランドと、その作品に満ちた夢みたいなお店を持っている人。だからこの「コシラエルとはなんだったのか」という真っ白い小さな本を手に取るのにも、私には少し勇気が必要でした。
🌂
それは私が元々染織を勉強していて、ちかさんのように素敵な作品を作って、ご飯を食べて行くことを夢みていたからかもしれません。きっとそれはそれは素敵なストーリーなのでしょうとひねくれた心で本を読み始めた所、ああ先入観。全てが先入観でした。すみません。本の中で彼女は自分の仕事を、人生を愛する為の方法を探して奔走していました。譲れない所は守るべくしっかりと小脇に抱えながら、ああでもないこうでもないを繰り返して、自分がどうしたいのかを問い続けた。そしてついに見つけた。
☂️
一度そこに辿り着いた人は強い。困難にぶつかってもどこかしらに突破口を見つけます。七転び八起き。そしてひがしちかさん、今週smokebooksにやってきます。トークイベントは1月22日（日）14:00～まだ少しお席がありますので、気になった方はぜひ。詳細は一つ前の投稿をご覧ください。ご予約お待ちしております。
2023/1/20 instagram
Edited by @masumikuba
「コシラエルとはなんだったのか」
新品 2022年12月
¥3,080
@cocilaelle
