「かがくのとも」が好きで‥‥ (2歳10か月)えほんとこそだて by sekkie!

夏が近づいてきました。子どもって怖がりですよね、そのくせ 虫とかには興味があります。先日カタツムリを見つけました。あまり見なくなったような気がしていましたが いました・・・。雨の後の葉っぱの生い茂ったところで。

「♪でんでんむーし のーそのそ かきねをえっちらこ♪」ってうたっているのは「みんなでしようよ(こどものとも復刻版より いわさきちひろ画)」の影響。で、

「でんでんむーし でんしゃをみにいった~」という歌は「たあんきぽおんきたんころりん」(長谷川摂子 文 こどものとも)の影響で。・・・で 話がそれましたが 

怖くないおはなしの一つが「かがくのとも」です。これ、かがくの本なので これといったストーリー仕立てになっていないのです。でも淡々としているような内容の中に ちょっとしたドラマはあって「怖くはないけど たのしい」という心地になります。大人になって無性に「海が見たい、森にいたい」と思うような感覚に似ています。

2歳半くらいから特に「かがくのとも」「ちいさなかがくのとも」を好きになりました。難しそう?いえいえ それほどでもないです。そして かなりきれいな絵本が多いですよ。ではでは かがくのとも ご紹介しますね。

「おじいちゃんのひみつ」かがくのとも2012年9月号/やぎゅうげんいちろう さく/福音館書店

おじいちゃんになると いろんなところが こわれてくるのです。こどもは新品なのです。こわれたところを直せることもあるし 治せないこともある。みみみみがこわれてませんか?みみみみ? えっと 右耳のことですが うまく言えなかったりするのは子どもも一緒ですねえ。おじいちゃんといっしょに読むと ほんとうに楽しい絵本です。この絵本は当店のweb shopでご購入頂けます。こちら→。

「はらぺこさん」やぎゅうげんいちろう さく/福音館書店 かがくのとも絵本 こちらも やぎゅうげんいちろうさんの絵がおもしろい 1冊。「腹ぺこ腹ぺこぺっこぺこ〜〜!」この絵本をよく読んでいた頃は「おやつはあくまでもおまけです」といって ご飯の前のおやつを減らすことを 快く受け入れていましたよ。
「ふじだな」多田多恵子 文/あきやまじゅんこ 絵/福音館書店 かがくのとも2001年5月号 保育園にある ふじだなと遊ぶコドモの1年が描かれている絵本。普段から公園でのおままごとで どんぐりや 木の実、花や貝殻などを いろいろ見立てて遊ぶのが好きなわが娘は すごく気の合う絵本だったようで 恐ろしいほどよく読みました。
「いけのおと」松岡達英 さく/福音館書店 わが家にあるのは2008年にちいさなかがくのとも として発行されたもの(自ら当時に購入していました)1歳のときに 読みはじめましたが ちいさなあまがえるくんの池の様子が音と 虫たちの絵ですてきです。チャバネセセリ、キイトトンボ、 ミズスマシなど あめんぼくらいしか知らなかった私にも新鮮でした。
「うめのみとり」市川宣子 ぶん/城芽ハヤト え/福音館書店ちいさなかがくのとも2002年6月号 おばあちゃんのうちに落ちている 梅の実に興味をもった なっちゃんのはなし。毎年6月になると読んでいます(すでに3年目)。梅のジャムを作ってくれて、梅干は夏休みまでできないってことを覚えました。ショートカットの若めのおばあちゃんがかっこいい。
「あーといってよ あー」小野寺悦子 ぶん/堀川理万子 え/福音館書店 ちいさなかがくのとも2009年4月号 声の大きさや 声の質を 絵でも感じながら楽しめる画期的な絵本。ありさんみたいな声や、嬉しい時の声、声が飛んだりはねたり♪ そして その子の声を「いーこえいーこえ」ってほめてくれる♡ ほんとに素敵な絵本です。
「とんとんとんおとがしますか」木坂涼 ぶん/のだよしこ え/福音館書店 ちいさなかがくのとも2013年8月号 smokebooksでも 売りました。この絵本を楽しむときには しゃもじや ペットボトル、スプーンをもたせて 音を出すのを 遊ばせてあげてくださいね〜。音を楽しむ絵本も かがくのともならでは。おこったお母さんの顔も素敵なおしゃれな絵本でした。
「へんしんする ゆび」宇田敦子 さく/寄藤文平 デザイン/福音館書店 かがくのとも2014年3月号 声ではないけど 体を楽しむ絵本で こちらは 絵本に貫通している穴に 指を入れて その指がかっぱえびせんになったり、ウインナーになったり ダンゴムシになったりするのを 楽しみます。こんな 絵本も実験的ですが 遊べる絵本で かがくのともならではの楽しさが大好きみたいですねえ。